6月29日(土)14:00公演
久しぶりのイタリアオペラ!3月振りだ!
愛の妙薬は初めて観たオペラです。(8年前?)特に思入れがあるわけでもないですが。
愛の妙薬の上演頻度はかなり高めなのでは?
私自身は2回目の藤原歌劇団オペラ。
ベルカントオペラって見方が難しい。良くも悪くも物語に面白みがないので、歌手の能力に大きく左右される。(そもそもオペラ自体がそういうものだったのだけど。)
今回、この公演で1番良かった点は、合唱の演技だと思います。
合唱の演技って団体芸になっていることが多く、ソリストのレベルがどんなに高くても残念な公演になってしまうなと思っていましたが、この公演はそれがなかった。合唱というまとまりで観てしまうのがもったいないくらい個々が動いていて、作品に立体感を与えていた。
また歌唱も丸みのある声で作品に合っているなと思いました。藤原歌劇団って合唱のレベル高いのかも。
ソリストに関しては不安定な箇所は合ったがまとまっていたので良いでしょう。(誰)
気になったのがアディーナの演技。演出によると思うし、正解はないと思いますが、私との解釈相違。
自信がなさそうなアディーナ。歌詞とお芝居が矛盾しているように感じた。お芝居をするオペラが好きなのでね。どうしても求めてしまう。
海外のオペラを観たときの様な驚きはないが、だからこそ構えずに観れるなと思いました。
客席に若年層が少な過ぎるので、藤原歌劇団は学生チケット(?)の宣伝をもっとしてください。若いファンも作りましょう。