松本フェスティバルのオペラ公演『エフゲニー・オネーギン』初日まで後数日となりました。
私は3回公演のうち1回しか観ることができません。今更ながら松本フェスティバル休暇を取るべきだったと後悔しております。 バックステージツアーに申し込むこともできないのです。とても残念。
私は過去に『エフゲニー・オネーギン』をオペラで2回、演奏会形式で1回、全てロシアの団体の公演で観劇しています。
その国のものはその国の人に任せとけ!という思いがわりかし強いので(特にロシア物は)これはとても幸運なことだと思っております。
ですので、今回の松本フェスティバルの公演は私の中ではちょっとした冒険になると思っております。
イタリア人の指揮者、日本人が多いオーケストラ、ロシア人だけではないソリスト。
オネーギンだ!オネーギンだ!と1人で騒ぎながらチケットを取りましたが、よくよく見るとすごいな、と。
舞台の上やオケピが国際色豊かなのは珍しくないけれど、『エフゲニー・オネーギン』だと思うと不思議な感じがします。とても楽しみです。
ファビオ・ルイージ氏は一度、マスタークラスの聴講をしただけで演奏を聴くのは初めてです。(記憶にないマスタークラス聴講。)
インタビューでこのオペラを振ることへの経緯や葛藤(?)を話しておられますね。自分がわかる言語のオペラしか振らない、というポリシーに共感し、それでも今回『エフゲニー・オネーギン』を振るという挑戦に敬意を表します。
素晴らしいチャイコフスキーの世界を魅せてくれると思っております。
そして、楽しみのもう1つがプロダクションです。
あの!ホロストフスキー氏がオネーギンを歌った!あのセットがやってくるのです!!(もう来てますが。)
大好きなんですよ!!!
落ち葉!落ち葉!舞う落ち葉!
まさか生でお目にかかる日が来るなんて思いもしませんでした。どういった経緯があったかわかりませんが、本当に感謝です。
(頭の中で、どこかで、ホロストフスキー氏が来ると思ってしまっているのですが、来ませんね。オペラ観てみたかったですね。)
待ちに待った松本フェスティバル『エフゲニー・オネーギン』。
後数日!!
松本でお会いしましょう!!
愛おしのタチヤーナ!