2021年1月13日(水)12:00公演
ミュージカル・ゴシック
梅田芸術劇場メインホール
キャスト別所感
個人の見解です。
明日海りおさん(エドガー)
美しく力強いエドガー。実物もプログラムの写真もとても美しい。いい意味で昔のまま。3年前の宝塚時代のエドガーと明日海さん。存在にありがとう。身体的な成長は止まっても心の成長や変化がよくわかるお芝居に感動。特にアランに正体がバレたあとから終幕までの盛り上がりが良い。宝塚版とはいろいろ変えたのでしょうが特に違和感はなかった。
歌は宝塚時代の独特ビブラートが少なくなった気がしました。聴きやすくて良いです。
エドガーありがとう。
14000円も痛くない。
あとね、めちゃくちゃ細い。もうびっくり。
千葉雄大さん(ハムスター🐹)
ミュージカル初挑戦ということです。お疲れ様でございます。詳しく知らないですがTV役者さんだけあって細かい表情が良い。一ヶ所グッときたところがあったのですが忘れました。
歌うと声が低くなるの。可愛らしいイメージだからギャップあり。歌の語尾の処理が甘いというか、切れちゃうので気をつけてくれたら嬉しいです。でも、聴くに耐えない感じかと覚悟してましたがそんなことはなくいい声でした。頑張ってください。
髪型のせいかもしれないけど顔が下膨れのように見えてハムスターみたいで可愛かった。本誌今月号のアランくんみたいです。
腰に手を当てるが不自然で面白かった。
夢咲ねねさん(オウタマジガンバッテ)
配役の時点「シーラちゃうやろ。」
見てるとき「シーラちゃうやろ。」
終わってから「シーラちゃうやろ。」
ビジュアは良いのです。が、それ以外が🙄
シーラには気品溢れる女性というイメージがあったのですが、ねねシーラはぶりっ子(死語？)のような、品がないような、頭の悪い女性に見えました。好みですか？
一番心配だったお歌は予想通り。期待に答えてくれてありがとう。
シーラのソロはまじ頑張って、ねねちゃん。音程悪いを超えて音外す。オケから遅れる。最初の方はよかったんですけど、後半にいくにつれテンポが落ちる。のっぺりする。ドラムがしっかり鳴っている分ズレは本当に目立つ。ご本人もこの曲が好きなようですが、ならばもっと頑張ってください。私もこの曲好きなのです。
2幕、エドガーの「バレた！」から始まる4人の歌は音域の関係で低くなってました。シーラ、メリーベル、ジェインのメイン3人に高音担当がいないのは笑う。
メリーべルの方が合う気がするけど実際キャスティングされたら困る。
涼風真世さん(プロ)
全部うまーい。わーい。
老ハンナ様は宝塚版より厳しめになっていると感じた。一族の中心人物としての威厳があり良い。(宝塚版の優しい老ハンナ様も好きです。)
エドガーと初めて会うシーンと水車ぐるぐるのシーンで表情や声が少し違うの本当に好き。描かれない時間の経過を感じ、エドガーと一緒に住んでいて距離が縮まったことがわかる。明日海さんもですが、マイクに声を100%当てることができるので聞き取りやすい。
マダムブラヴァツキーもよかった。かなり癖をつけてお芝居されていて、最初は愕きましたが、マダムにインパクトがないと降霊会自体がモブの集まりになりそうですが、マダムの存在感が物語に関わってくるシーンを強調していました。独特の喋り方も邪魔にならない。本当にプロです。ありがとうございます。
綺咲愛里さん
可愛いよー。可愛いよー。
でもあーちゃんさんは地声が低めだがら声を作ってる感が気になってしまって。
儚いメリーべルというよりかは地に足をつけているメリーべルでした。1人で生きていけたのではないか。あーちゃんさんも高音は避ける。『愛のない世界』はそこ下げるんかい！ってツッコミがしたくなった。
演技指導はきっと田中みな実。「目立つのが苦手で。」は絶対嘘。自分大好きやんか。恥ずかしがりやさんの演技が俯いて下唇噛むだけで逆に強い。バイクと会話のするシーンは「こいつらこの後付き合うんやで。」感が出てました。いらねえ。高音でない人その3。
中村橋之助(歌舞伎の人)
シーラをみているシーンは総じて生々しい。ジェインのこと1ミリも好きじゃないし、カスター先生のことも尊敬してなさそう。良い。だが存在感がない。
小西遼生さん
後半のクオリティ向上をお願い致します。
疲れかな？
総じて、マイクに声が当てられてない人が多い。だからこそ完璧に当ててくる明日海さん涼風さんが目立つ目立つ。
いろいろあるけどこの辺にしよう。なぜなら端末の調子が悪いから。
では東京でお待ちしております。
仙名彩世の力量を思い知る。
